八戸市: 南宗寺

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概要・歴史・観光・見所
南宗寺(八戸市)概要: 月渓山南宗寺は青森県八戸市1丁目に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。の創建は寛文6年(1666)、八戸藩初代藩主南部直房が父である南部利直(盛岡藩初代藩主)の菩提を弔う為、東厳和尚(岩手県盛岡市:東禅寺7世)を招いて開山したのが始まりとされ、利直の戒名「南宗院殿月渓晴公大居士」に因み南宗寺と名付けられました。当初は類家(現在の八戸市吹上)に建立されていましたが寛文8年(1668)に直房が死去し葬られると水はけが悪い土地だった事が問題視され、寛文11年(1671)に現在地に境内を移し御廟所も延宝元年(1673)に長者山中腹に建立されました。直房の死因は諸説ありますが盛岡藩3代藩主で、直房の異母兄弟である南部重信が放った刺客により暗殺されたとされ、幕府には病死として届け出した為、盛岡藩、八戸藩の改易が回避されたと伝えられています。その後、南宗寺は八戸藩歴代藩主の菩提寺として、寺領100石を安堵するなど庇護され、八戸藩領内の中心的寺院として寺運も隆盛しました。

南宗寺山門は元文4年(1739)に建立されたもので切妻、四脚門、和様三斗組、江戸時代中期に建てられた寺院山門建築として貴重な存在で平成3年(1991)に青森県重宝に指定されています。境内背後にある八戸南部家墓所は初代直房から11代麻子までの墓碑を含む五輪塔15基、一段下がった北側には八戸南部家の一族、家族などの角柱石塔(墓碑)角柱石塔20数基などが建立され貴重な事から昭和30年(1955)に青森県指定史跡に指定されています。

南宗寺が所有している寺宝には直房公の奥方(霊松院)が宝永6年(17069)寄進した二十五条袈裟(八戸市指定有形文化財)や八戸城が廃城になった際移された江戸時代初期狩野派作の杉戸15枚、桐戸2枚(八戸市指定有形文化財)、神山由助が、弟子の浅山運蔵に伝えた和算用算木(八戸市指定文化財)など南部家縁の品々を多数所有しています。糠部三十三観音霊場第11番札所。八戸御城下三十三ヵ所第8番札所。山号:月渓山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:釈迦牟尼佛。

南宗寺:写真

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