飯詰八幡宮

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概要・歴史・観光・見所

飯詰八幡宮(五所川原市)概要: 飯詰八幡宮は青森県五所川原市飯詰福泉に鎮座している神社です。飯詰八幡宮の創建は弘治元年(1555)大房村の領主樺澤団右エ門が勧請したのが始まりと伝えられています。

樺澤団右エ門が死去すると一時荒廃しましたが承応元年(1652)飯詰本村の鎮守社として再興され、参拝に不便なことから宝永2年(1705)に現在地に遷座し元々あった愛宕宮と合祀し、安永3年(1774)に飯詰組27ケ村の祈願所に指定されています。

愛宕宮と合祀してからは上愛宕宮と称していましたが明治4年(1871)に八幡宮と社号を改称し愛宕宮を合祭する形式に変更、明治6年(1875)に石田坂村白山姫神社を遷座し郷社に列しています。明治7年(1876)には神官である松野博が拝殿を利用し寺子屋を開設しています。

現在の本殿は宝暦元年(1751)に再建されたもので一間社流造、茅葺、正面一間向拝、高欄、素木造、木鼻や虹梁など細部には繊細な彫刻が施されています。

飯詰八幡宮本殿は江戸時代中期の当地方の神社本殿建築の遺構として貴重な存在で平成6年(1994)に青森県重宝に指定されています。拝殿は昭和52年(1977)に改築されたもので木造平屋建、入母屋、銅板葺、平入、桁行5間、正面1間向拝付。例祭:旧暦6月14日。祭神:譽田別尊、天照皇大神、軻遇突智命。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板

飯詰八幡宮:写真

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