未申櫓(弘前城)概要: 案内板によると「 城郭に取り付く敵を攻撃したり物見のために造られたもので、防弾・防火のために土蔵造りとなっている。現存する3つの櫓はいずれも3層建てで同じような姿であるが窓の形など細部の造作に違いが見られる。櫓の方角を十二支で示したもので、羊申は南西に当たる。」とあります。弘前城未申櫓は慶長15年(1610)に弘前藩2代藩主津軽信枚によって建てられたもので3層3階、入母屋、銅板葺き、堀側には鉄砲狭間が設けられています。弘前城未申櫓は江戸時代初期の城郭櫓建築の遺構として大変貴重な事から軒札1枚(修復 元禄十二己卯年八月二日)と共に昭和12年(1937)7月29日に国指定重要文化財に指定されています。
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