赤門(弘前市)概要: 禅林街33ヵ寺の内12ヵ寺(耕春山:宗徳寺・萬松山:安盛寺・薬王山:正伝寺・ 金屋山:永泉寺・長雲山:藤先寺・松種山:正光寺・石流山:川竜院・金竜山:盛雲院・梅峰山:恵林寺・白花山:常源寺・白応山:天津院・貴峰山:月峰院)を構成されていて黒門通りとは対の関係になっています。黒門が長勝寺構え(上寺通り)と言うのに対し赤門では耕春院(現宗徳寺)構え(下寺通り)と称し主に耕春院と同様の宗派が集められたと云うわれています。又、長勝寺構えが東西に直線的に配置されているのに対し、耕春院構えは枡形に配置する事で南北を現しているとも言われています。現在の門は大正時代に宗徳寺28世棟方唯一師が尽力し広く浄財を集めて建てられたもので、切妻、板葺、高麗門形式、左右板塀附、当初は黒色でしたが昭和37年(1962)の大改修された際、弁柄色に塗り替えられています。傍らには地蔵堂が建立され地蔵尊が祀られています。
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