森山海岸(深浦町)概要: 森山海岸にはガンガラ穴という森山の絶壁にあいた奥行き50m、高さ10mほどの海蝕洞があり、内部には蝙蝠が群棲しています。ガンガラ穴には6〜8月にかけて、周辺の民宿から小船が出て見ることが出来ます。
岬の先端に位置する「賽の河原」は様々な伝承や伝説、言い伝えが残る民間信仰の地で現在でも数多くの小石を積んだ供養塔が建立され信仰の篤さが感じられ深浦町指定史跡に指定されています。
森山城(茶右衛門館)は深浦町指定史跡に指定されている中世の山城で、江戸時代初期の慶長18年(1613)に弘前藩(藩庁:弘前城)2代藩主津軽信牧の命で笹森勘解由に攻められ落城、その際、城主小野茶右衛門の娘千鶴姫は将来を約束した五島久三と共に身を投げたという悲しい伝説が残っています。
森山海岸は岸壁とコバルトブルーの水面が対象的で日本海特有の荒波が造り上げた海蝕崖や海蝕洞、大小の奇岩が連なる影勝地で特に日本海に夕日が落ちていく様は印象に残るそうです。
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