黒石市: 薬師寺(温湯温泉)

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概要・歴史・観光・見所
薬師寺(温湯温泉)概要: 瑠璃山薬師寺は青森県黒石市温湯鶴泉に境内を構えている黄檗宗の寺院です。薬師寺の創建は寛文元年(1661)、花山院忠長卿(従四位上左近衛少将:江戸時代に津軽に配された京都の公家)が温湯温泉へ湯治に訪れた際、薬師像を安置したのが始まりと言われています。延宝8年(1680)宗運和尚がこの地に黄檗宗の道場を開き、天和3年(1683)には2代黒石領(本拠:黒石陣屋)の両主津軽信敏より宝厳山法眼寺の寺号を賜っています。法眼寺は元禄4年(1691)、3代黒石領主津軽政■(まさたけ)が帰依したこともあり山形町に移り、歴代黒石領主(後の黒石藩)の祈願所として庇護されます。この地には薬師堂が残され享保9年(1724)に5代弘前藩(藩庁:弘前城)藩主津軽信寿により瑠璃山薬師寺の寺号を賜り再興し現在に至っています。

又、薬師寺境内には「石割カエデ」と呼ばれているカエデが大石の割れ目から大きく育ち推定樹齢500年、樹高11.7m、幹周5.2m、平成26年(2014)に青森県指定天然記念物に指定されています。参道沿いの石敢當碑は文政6年(1823)に建立されたもので高さ約92cm、幅61cm、厚さ54cm、石敢當は主に九州や沖縄で魔除される民間信仰で青森県内では非常に珍しく貴重な事から「薬師寺の石敢當碑」として昭和59年(1984)に黒石市指定民俗有形文化財に指定されています。境内に建立されている芭蕉句碑は寛政12年(1800)、温湯温泉の俳人である後藤五嵐と友二が建立したもので元禄2年(1689)松尾芭蕉が奥の細道で山中温泉(石川県加賀市)に逗留した際詠まれた「山中や菊は手をらぬ温泉の匂ひ」が刻まれています。津軽八十八ヵ所霊場第三十番札所(札所本尊:釈迦如来・御詠歌:湯あみして 心も身をも 清めつつ 瑠璃の世界に 遊ぶうれしさ)。山号:瑠璃山。宗派:黄檗宗。※薬師寺は津軽三十三観音霊場第二十七番札所に選定されている白山姫神社(袋観音)の朱印所になっています。

薬師寺(温湯温泉):写真


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