古懸不動尊(国上寺)

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概要・歴史・観光・見所
古懸不動尊(国上寺)概要: 古懸山不動院国上寺は青森県平川市碇ヶ関古懸門前に境内を構えている真言宗智山派の寺院です。国上寺の創建は推古18年(610)、聖徳太子の命で泰河勝公が北方鎮護の為、阿闍羅山山頂に伽藍を造営し、円智上人がに自ら彫り込んだ不動明王像を安置したのが始まりと伝えられています。建長6年(1258)に時の執権北条時頼が古懸に不動明王像を移し寺号を森山不動院古懸寺に改称し歴代鎌倉将軍家の祈願所として庇護しました。

天正16年(1588)、津軽為信が帰依し寺領100石、境内地200町歩を安堵すると堂宇の造営や境内の整備が行われ寺号を国上山不動院古懸寺に改められています。本尊の不動明王は座っている姿から「ねまり不動」との別称があり酉年生まれの一代守り本尊としても信仰の対象となっています。又、1本の霊木から3躯の不動明王が彫刻されたとされ、残り2躯が安置されている長谷沢神社(黒石市六郷)と中野神社(黒石市山形)と共に津軽三不動尊に数えられています。

江戸時代に入ると弘前藩(藩庁:弘前城)が定めた津軽領内真言五山(国上寺、最勝寺久渡寺百沢寺[岩木山神社]、橋雲寺)の1つに選定され、歴代藩主の祈願所にもなり寛永18年(1641)には3代藩主津軽信義が堂宇を建立するなど寺運が隆盛しました。明治26年(1893)に火災により多く堂宇、寺宝、記録などを焼失し現在は縮小された形で再建されています。

護摩堂は火災を免れた古建築物で切妻、鉄板葺、妻入、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付、天井画(八大龍画)が見事で貴重なものとされ平成18年(2006)に平川市指定文化財に指定されています。左向不動尊外が同じく平成18年(2006)に平川市指定文化財に指定されています。東北三十六不動尊霊場第13番札所(札所本尊:ねまり不動・御詠歌:みれば古懸の不動さん 大師もここに おわしまします)。津軽一代様(干支:酉年・守り本尊:不動明王)。津軽弘法大師二十三ヶ所霊場第23番札所。津軽八十八ヶ所霊場第63番札所(札所本尊:不動明王)。山号:古懸山。院号:不動院。宗派:真言宗智山派。本尊:不動明王、正観世音菩薩。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(古懸不動尊の由来)

古懸不動尊:護摩堂・境内・写真

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