三戸町: 龍川寺

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概要・歴史・観光・見所
龍川寺(三戸町)概要: 月渓山龍川寺は青森県三戸郡三戸町大字川守田字中屋敷に境内を構えている曹洞宗の寺院です。龍川寺の山門は三戸城の表門の1つと伝えられていて、記録の通りだと南部氏が三戸から盛岡城(岩手県盛岡市)へ本拠を移す際に移築されたと考えられます。建築年はそれ以前なので中世のものかも知れませんが明治36年(1903)に発刊された「糠部五郡小史」によると「盛岡城御移城に際し門柱並びに御襖等拝領」とある為、門柱のみが拝領され、その他は寺院山門として新規に補填されたとも考えられます(尚、九戸の乱が終結後の天正19年:1591年に三戸城から九戸城に本城を移し、さらに江戸時代前期に盛岡城に移っています。三戸城が事実上廃城になったのは貞亨年間:1684〜1687年頃なので、城門が移築されたのは廃城になった後と思われます?)。山門の形式は薬医門、切妻、銅板葺き、一間一戸、欅材、数少ない三戸城の遺構の1つとして貴重な事から昭和55年(1980)に三戸町指定有形文化財に指定されています。

龍川寺の寺宝として南部重直(28代南部家当主)が寄進した松風の釜、三戸城御殿襖(4枚)、衝立などがあり、太平洋戦争で供出して現在はありませんが、かつては正保2年(1645)に重直が寄進した梵鐘がありました。中でも松風の釜は三戸城の城内で使われた由緒あるもので鋳鉄製、高さ30cm、直径37cmの大型湯釜で、昭和57年(1982)に三戸町指定文化財に指定されています(現在、三戸城温故館で保管、展示)。山号:月渓山。宗派:曹洞宗。

龍川寺:写真

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