八幡宮(青森市・浅虫温泉)概要: 案内板によると「 弘安5年創祀と伝えられ、 村中の信仰するところとなる。 一説に延宝2年諏訪十郎義國當地開基の砌勧請すと。 明治六年三月村社に列せられる。 」とあります。祭神は譽田別尊。現在の本殿は大正4年(1915)に再建されたもので浅虫温泉の産土神として広く信仰をあつめています。本殿は拝殿とは少し離れている為に詳細は分かりませんでした。拝殿は3間社流造、平入、銅板葺、桁行3間、梁間4間、正面屋根に大型な千鳥破風、1間向拝付、少し珍しい社殿のように感じます。弘安5年とは西暦で1282年。延宝2年とは西暦で1674年。どちらの説が正しいかは解りませんが少し年代が離れています。八幡宮が神仏習合していたならば近くにある玄徳寺とも何か関係があったのかも知れません。
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