湯魂石薬師堂(大鰐温泉)概要: 案内板によると「 慶長年間(1596〜1615)津軽藩主 津軽為信公が、難治の眼病を患いました。ところが、ある夜のこと夢の中に薬師如来が現われて、「大鰐に湧く温泉で目を洗えば必ず治る」とのお告げがあり、そのお告げに従って葦の原(当時の大鰐は葦が生い茂った萢でありました)を探させたところ、大石の下から熱湯が湧いているのを発見し、その温泉で目を洗ったら、不思議にも難治の眼病が治りました。為信公は大変喜んで、そのお礼に大石の上に小さい祠を建て湯魂石薬師堂と名付けました。それから薬師如来は、人々の篤い信仰を集め、大鰐は温泉場として栄えるようになりました。 大鰐町」とあります。湯魂石薬師堂は信仰の対象にもなっていたようで、石碑、石仏、石祠などが建立され蛇口ならぬ鰐口から源泉が流れています。境内は整備されていて足湯としても楽しめるようになっています。
|