外ヶ浜町: 太宰治文学碑

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概要・歴史・観光・見所
太宰治文学碑(竜飛岬)概要: 竜飛岬の麓(青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜)太宰治文学碑(竜飛岬)に位置している太宰治文学碑には太宰治の代表作の1つで津軽半島舞台にした小説「津軽」の中の一文が刻まれています。それによると「 ここは、本州の袋小路だ。読者も銘肌せよ。諸君が北に向つて歩いてゐる時、その路をどこまでも、さかのぼり、さかのぼり行けば、必ずこの外ヶ浜街道に到り、路がいよいよ狭くなり、さらにさかのぼれば、すぽりとこの鶏小舎に似た不思議な世界に落ち込み、そこに於いて諸君の路は全く尽きるのである。 「津軽」より 」とあります。

「津軽」は昭和19年(1944)の5月12日から6月5日にかけて津軽半島に親友N君(中村貞次郎:太宰とは青森中学の同級生で下宿先が近所だった事から一緒に登校したり遊んだりした。)と旅行した事が題材とした小説で12月に発表しています。太宰治文学碑の前には「津軽」の舞台の1つでもあり、太宰と親友N君が一泊した奥谷旅館(現在の龍飛館:龍飛観光案内所)の建物が現存して当時の名残を見せています。

【 参考:文献等 】
・ レリーフ

太宰治文学碑(竜飛岬):写真

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