九戸家住宅(黒石市)概要: 九戸家住宅は文化6年(1809)に黒石藩(藩庁:黒石陣屋)が立藩し新たに城下町が建設された前後に建てられたと推定される建物です。木造平屋建て、寄棟、平入、茅葺、外壁は真壁造り、白漆喰仕上げ、腰壁は板張、桁行6間、梁間5間、建築面積114u。九戸家は黒石藩家中の上級武士(黒石津軽家14代津軽承捷の生家)で、間取や工法などから当時の武家の暮らしの一端を知る貴重なもので「再現することが容易でないもの」との登録基準を満たしている事から平成18年(2006)に国登録有形文化財に登録されています(上級武士とはいってもあくまでも黒石藩1万石内なので、屋敷の規模からすると弘前藩の中級武士相当に見受けられます)。
|
|
|
|