板柳町: 海童神社

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概要・歴史・観光・見所

海童神社(板柳町)概要: 海童神社は青森県北津軽郡板柳町大字板柳字土井に鎮座している神社です。海童神社は案内板によると「 文禄2年(1593)津軽為信が豊臣秀吉の朝鮮征伐の際に軍を派遣したとき、海上安全国土繁祥の祈願所とする。現在地に遷宮したのは承応元年(1653)である。」とあります。

境内は広く、本殿前には唐門を設けるなど格式の高さが感じられます。海童神社社殿は大正15年(1926)に造営されたもので、拝殿は木造平屋建て、入母屋、妻入り、間口4間、奥行き4間、正面1間唐破風向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。本殿は一間社流造、銅瓦棒葺き、正面一間向拝、高欄、浜縁、脇障子付。

拝殿は木造平屋、入母屋、銅板葺、妻入、間口4間、奥行き5間、正面一間唐破風向拝、高欄、浜縁付、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。中門は切妻、銅板葺き、正面背面唐破風、一間一戸、四脚門。

海童神社の拝殿、本殿(奥の院)、中門(唐門)、神楽殿、神明宮、淡嶋宮、みこし、宝量宮(海堂神社)表札は大正時代の社殿建築の遺構で意匠的にも優れている事から平成24年(2012)に板柳町指定文化財に指定されています。

安永3年(1774)には海童神社と鶴田八幡宮を赤田組の祈願所に指定され弘前藩7代藩主津軽信寧から社宝が奉納されています。

天明5年(1785)には江戸時代後期の紀行家で民俗学の祖とされる菅江真澄が当社を訪れ、神官から由来などを尋ねています。祭神:上津錦津見神、中津錦津見神、底津錦津見神。

唐門を簡単に説明した動画

海童神社:写真

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