深浦町: 北金ヶ沢の古碑群

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概要・歴史・観光・見所
北金ヶ沢の古碑群(深浦町)概要: 北金ヶ沢の古碑群は青森県西津軽郡深浦町大字北金ケ沢に位置しています。北金ヶ沢の古碑群は南北朝時代の古碑群で康永、康安、貞治、応安、康応など北朝側の年号で刻み込まれていることから、当時、周辺は北朝側の武将が支配していたと考えられます(ただし、甕杉の下に集められた関の古碑群は領主である安東家関係者が建立しましたが、北金ヶ沢の古碑群は一般民衆によって建立されたと推定されています)。

古碑は22基ありその内8基は文和2年(1353)から康安元年(1389)のもので、北金ヶ沢の古碑群内訳は大日三尊種子自然石塔婆(文和2年:1353年)・阿弥陀種子自然石塔婆(文和2年:1353年)・不動種子自然石塔婆(文和4年:1355年)・阿弥陀種子自然石塔婆(文和5年:1356年)・胎蔵界大日種子自然石塔婆(延文2年:1357年)・阿弥陀種子自然石塔婆(延文4年:1359年)・胎蔵界大日種子自然石塔婆(康安元年:1361年)・阿弥陀種子自然石塔婆(貞治2年:1363年)・阿弥陀種子自然石塔婆(応安7年:1374年)・阿弥陀種子自然石塔婆(応安7年:1374年)・阿弥陀種子自然石塔婆(応安7年:1374年)・阿弥陀種子自然石塔婆(応安7年:1374年)・六字名号自然石塔婆(永徳4年:1384年)・阿弥陀種子自然石塔婆(南北朝時代中期)・観音種子自然石塔婆(南北朝時代)・観音三尊種子自然石塔婆(南北朝時代)・阿弥陀三尊種子自然石塔婆(南北朝時代)・一尊種子自然石塔婆(南北朝時代)・六字名号自然石塔婆(南北朝時代)・六字名号自然石塔婆(南北朝時代)・六字名号自然石塔婆(南北朝時代)・一尊自然石塔婆(南北朝時代)。北金ヶ沢の古碑群は歴史的価値が高く昭和49年(1974)に深浦町指定史跡に指定されています。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-津軽深浦

北金ヶ沢の古碑群:写真

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